あなたは「恋愛依存症の原因は親ではないか?」と思って検索し、この記事にたどり着いたんだと思います。
そして、あなたの考えは合っています。
恋愛依存症の原因は、幼少期に毒親に育てられてることによって引き起こされるのが大半です。
毒親とは、毒と比喩されるくらい悪影響を子供に及ぼす親のこと
子供の頃は親が神様みたいなものですから、何気ない言動で大きく心が傷ついてしまいます。小さい頃のトラウマが大人になっても心の奥底で燻り、恋愛依存へと発展してしまうのです。
そこでこの記事では、
もっと恋愛依存症の原因を深く知りたいあなたへ向けて、なぜ幼少期に毒親に育てられると大人になって恋愛依存症になるのかを詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
恋愛依存症は親の育て方が原因!でも両親に悪意がない場合がある!?
実は、恋愛依存症は必ずしも悪意をもった親に育てられたから起こるものではありません。
両親は良かれと思ってやっている子育てが、実は子供にとって悪影響を及ぼすことがあるのです。ようするに、意図せずして毒親になってしまうのです。
これからそのメカニズムを解説します。
赤ちゃんの頃は親に愛してもらえていた
赤ちゃんは産まれたとき、話せないですし、自分では何もできません。
親に頼らないと生きていけないのです。
もし、両親から愛されていないと?
赤ちゃんは死んでしまいます。
それはどんな親だって分かっていますよね。
親は赤ちゃんを愛しているから、オムツを変えたり、ミルクを与えたりするわけです。
かなりの重労働ですよ。
もし、赤ちゃんをいい歳した大人に置き換えたらどうなるでしょうか?
たとえば、赤ちゃんを50歳のオジサンに置き換えてみましょう。
とてもじゃないですけど、赤ちゃんと同じ扱いをすることはできないはずです。
親は赤ちゃんに対して無償の愛を注いでいます。
じゃなければ、
- オムツを変えたり
- ミルクを与えたり
- 夜泣きで起こされたり
このような重労働には耐えられないでしょう。
そこは自分を育ててくれた親に感謝ですね。
そして、赤ちゃん自身も愛されているのが当たり前だという感覚を持って、すくすく成長していきます。
このまま自分は「両親から愛され続けられるんだ!」と思いながら…。
問題は赤ちゃんから少し成長したとき!突然親から自立を求められる
人間というのは、ずっと赤ちゃんでいることはないですよね。
時間が経てば、
- ハイハイして
- 自分の足で立ち始めて
- 段々と話せるようになっていきます
最初は「可愛い赤ちゃんだね~」と親から溺愛されていたのが、いつか「こら!それはやっちゃダメ!」と言われる日がやってきます。
今まではハイハイできるようになって褒められていたのに、急に られるように。
つまり、突然親から自立を求められるのです。
この急激な変化が、恋愛依存症を引き起こす原因となることが多い!
子供自身は、赤ちゃんの頃からずっと愛されて育てられて来ました。
ずっと愛されているのが当たり前の環境だったのです。
そんな当たり前だった環境から、急に「こら!」と怒られて、「なんで愛してくれないの?」と戸惑ってしまうのです。
両親たちからすれば
- そろそろ自立させないとな
- 将来は立派な人間に成長してほしい
と、悪気なく子育てをしているつもりでしょう。
自分たちが行っている子育ては正しいとすら思っています。
しかし、子供にとっては「今まで愛してもらっていたのに、急に愛してもらえなくなった」と寂しさを感じるのです。
赤ちゃん時代の愛されているという環境から、少し成長した子供になるときに求められる自立。
このギャップが、恋愛依存症を引き起こす原因となるのです。
これは難しい問題です。親たちはこのギャップをどうコントロールするかが、子育ての肝であると言えます。
親たちは意図せずして毒親になり、子供を恋愛依存症にしてしまっているのです。
【深層心理】親の育てられ方で恋愛依存症が引き起こされる3つの理由
恋愛依存症の人の深層心理を考えてみましょう。
なぜ、親から愛されていないと、恋愛依存症が起こるのでしょうか?
3つの理由があります。
- 両親から愛されずに育ったので愛に飢えてしまうから
- 幼少期の自分を救おうとしてしまうから
- 両親の代わりとなる愛は再現できないから
それぞれについて、解説していきますね。
理由①両親から愛されずに育ったので愛に飢えてしまうから
文字通りです。
子供のころに「愛されていない!」と感じると、大人になってもそれを引きずります。
人は誰かから愛されたいと思う生き物です。
本能で備わっています。
ここで重要なのは理屈じゃないということ。
無意識のうちに「愛して欲しい」と感じるのです。
食欲と同じです。
お腹が空いたら、食べ物を食べたくなる。
理屈で食欲を抑えることは、とても難しいでしょう。
無意識のうちに、欲求が心の奥底から湧き上がってきます。
だから、子供の頃に刻まれた「もっと愛して欲しい!」という記憶が、大人になっても悪さをします。
満たされない欲求を大人になっても埋めようとするのです。
理由②幼少期の自分を救おうとしてしまうから
幼少期のころに愛されなかった自分は、まさにトラウマと言っても良いでしょう。
子供のころの記憶は大人になっても 纏わりつきます。
するとどうなるか?
大人になってから幼少期のトラウマを乗り越えようとします。
つまり、自分を愛してくれない男性と付き合って過去のトラウマを再現して、乗り越えようとするのです。
これがダメ男と付き合ってしまう理由です。
恋愛依存症の女性の深層心理では、ダメ男と付き合うことで過去の自分を救おうとします。
理由③親の代わりとなる愛は再現できないから
恋愛依存症の女性は、あえて自分を愛してくれない男性を選んで、過去の状況を再現しようとする傾向があることを話しました。
しかし、永遠に親の代わりとなる愛を手に入れることはできません。
なぜなら、恋人は親じゃないから。
さらに、ダメ男はそう簡単に変わりません。
いくらあなたが頑張っても、愛してくれるようにはならない。
他人を変えるのは、自分を変えることよりも難しいことなのですから。
つまり、いつになっても過去のトラウマを乗り越えることができません。
- 過去の自分を救おうとして
- ダメ男と付き合う
- でも、愛されない
- 苦しい
- 今度こそ乗り越えてみせる
- もう一度ダメ男と付き合う
- だけど結局ダメ…
この地獄のようなループにハマっているのが恋愛依存症の女性です。
【愛情不足以外】恋愛依存症が父親と母親の関係で原因になるパターン
今までは両親から愛されていないから恋愛依存症になるという話をしてきました。
少し角度を変えて恋愛依存症の原因をお伝えします。
実は親の愛情不足以外が原因で、恋愛依存症になることもあります。
それが
- 父親が亭主関白のとき
- 母親が亭主関白な父親に対して諦めをもっているとき
この2パターンが原因でも、恋愛依存症は発生します。
恋愛依存症の意外な原因①父親が亭主関白である
日本では男尊女卑の社会が続いていたため、父親が亭主関白なところであるところは多いです。
たとえば父親が、
- 家で威張っている
- 「誰のおかげで食えてると思っているだ!」と怒る
- 女っていうのは、男を立てるものなんだよ
- 女は大和撫子のように、おしとやかじゃないとダメだ
このような価値観を持っていた場合、必ず子供に影響を及ぼします。
最近になって、
- 男女平等
- イクメン
といったことが言われるようになってきました。
そして、それは正しいことです。
男性・女性に優劣はありません。
だから、頭の中では「女が男を立てるとか昭和かよ!」と分かっていることでしょう。
しかし、恋愛依存症は理屈じゃないのです。
無意識のうちに、父親の価値観が刷り込まれています。
これが怖いところなんです。
恋愛依存症の女性は、ダメ男に引っかかっても、大和撫子のようにおしとやかに振る舞ってしまうのです。
なぜなら、父親からそういう風に影響を受けたから。
「女っていうのは、男を立てるものなんだ」という教育をされてきたからです。
さらに恋愛依存症の女性は、父親のような男性を恋人に選んでしまいます。
その理由は安心するから。
子供というのは、無意識のうちに親を慕います。
だから、両親に似た人を恋人に選び、「あ!子供のころと同じ環境だ!安心するな…」と思うのです。
さらに父親から暴言や暴力を受けていた場合はもっと悲惨です。
父親と同じく、DVする男に惹かれるのですから。
恋愛依存症の意外な原因②母親が父親に対して諦めている
「父親が亭主関白だから、すべて父親が悪い」という結論になりそうですが、実は母親からも影響を受けます。
横暴な父親の姿に、母親が何も言わなければ、子供は「お母さんが、女性としての正しい振る舞い方なんだ」と思ってしまうのです。
母親が亭主関白の父親に対して、どこか諦めの姿勢をしていたら、子供もそれをマネするのです。
子供は良い意味でも悪い意味でも純粋なんですね。
子供にとって善悪はありません。
親の言うことは絶対ですし、神様みたいなものなのです。
ですから、父親と母親の両方から影響を簡単に受けてしまいます。
そして、それは大人になっても引きずります。
子供のころに形成された価値観は、心の奥底にこびりついて、そう簡単に変わらないのです。
【結論】男に依存する女は親が原因!でも克服できるから安心して
「恋愛依存症は一生治らない?」とこの記事を読んでいてあなたは思ったかもしれませんね。
でも、大丈夫です。
時間をかければ恋愛依存症は克服できます。
最近の研究で大人になってからでも、行動次第で恋愛依存症は克服できることが分かっています。
【まとめ】恋愛依存症の原因である毒親を恨んでも何も始まらない!
恋愛依存症の原因はたしかに親が原因です。
何でこんな両親の元に産まれて来たんだ…と後悔することもあるでしょう。
子供は親を選べませんから。
しかし、そんな毒親を恨んでいても何も始まりません。
結局は「これからどうするの?」というのを考えることでしか、恋愛依存症を克服する方法はないのです。
恋愛依存症で悩んでいるあなたは、ぜひ行動をしてみてくださいね。
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